辿り着いた先には、何が待っているのか・・・
巡り合った友とは、何を共有できるのか・・・
人生とは、先が分からないから面白い。
もう何年前のことだろう。
京都の、とある繁華街にある一軒のショットバーに呼び出された。
待っていた友人とは別に、カウンターの中に一人の男がいた。
彼もミュージシャンだ、と紹介された。
翌日が彼のライブだった。
そして翌日、ステージに彼がいた。
そこから打ち解ける。
彼のライブに何度か足を運び、打ち上げにも参加するようになった。
月日は流れ、彼とバンドをやろうという事になった。
しかし、残念ながら実現までは行かなかった。
そして、彼が拠点を東京に移した。
MIDIを始め、多くのアルバムを輩出し始めた。
後を追うように、俺もMIDIにのめり込んだ・・・・。
今回のライナーを依頼された時、「いったい、何を書けば・・・」と悩んだ。
彼についてなのか、アルバムについてなのか・・。
京都・東京と渡り歩き、最後に帰り着いた拠点でも
彼のバイタリティーは、やはり止まる事を許さなかったようだ。
そして、待ちに待ったリリースを迎える。
予想通り、いや、予想以上のクオリティである事は
このアルバムを聞いた人全てが感じることだろう。
◆たんこ◆という扉を開ける。
中に組み込まれた、恐るべき数の引き出しに度肝を抜かれる。
このアルバムもまた、その引き出しの多さを感じる一枚になっている。
「夢のはじまり」というタイトルに、彼の意気込みを感じざるを得ない。
そして、彼の楽曲のDrumを打ち込みながら
幻のバンド「Speed Rocket」を重ね合わせている自分がいる。
前回の「さらば青春」に続き
今回も参加させて頂いた事を心から感謝します。
H16,10,28 Reunion STUDIO にて 勝也
